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猿が多用されている点。桃抱きの猿、クッション載せた猿など猿シリーズが多く作られました。これはダーウィンの種の起源が発表(1859)されて数年後の事であることから関連性があるとミントンの歴史書や研究者によって言及されています。
また、この時代は海外旅行のブームも来ておりました。特に東洋や、アフリカの珍しい動物に多くの市民が興味を抱きました。新興ブルジョワの台頭や情報拡散など世界がより近くなっていった時代でもありました。猿に目が向いたのも納得です。18世紀頃まで珍獣は王侯レベルの独占的楽しみでした。アウグスト強王によるツヴィンガー宮殿の磁器製動物コレクションはその最たるものです。マイセン製、ケンドラー造形。
ミントンのポットのオリジナルは1860年代に作られました。製法はマジョリカ焼のリバイバルです。マジョリカ焼はルネサンス時代(14〜16世紀)頃の古い技法で、ちょうど1850年頃のパリ万博で研究家アルヌーによって再現法が開発、発表され話題になっておりました。ミントンはかなり力を入れてマジョリカ作品を作っていきますが、1880年頃までで息切れしブームは終息、その後、作られることはほとんどなくなりました。
今回のアーカイブコレクショはその130年記念事業として5年以上かけて多数のマジョリカポットのリバイバルをリリースしたシリーズです。
製法はマジョリカではありません。強度が劣るためです。表面の凹凸感や彩色や釉薬のかけ方などはマジョリカ感が出るように現代技法で再現されています。
| カテゴリー | ハンドメイド・手芸 > 食器・キッチン用品 > ポット・急須 |
|---|---|
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし,細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
オススメ度 4.9点
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